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その男は、薄い茶色のトレンチコートに、焦げ茶色の帽子(俗に言うハンチングみたいなものだ)を深くかぶっている、
推定170cmで腕は太そう、しかし顔つきは優しく、特に垂れ眉毛が愛らしい人だった。
そして、何を隠そうその男とは顔見知りである。
(´・ω・`)「トソンちゃんかい?」
(゚、゚;トソン「けけけ警部!?」
(´・ω・`)「奇遇だねぇ、何年ぶりだろう」
(゚、゚トソン「三ヶ月前にあったばかりです」
男は少し考える素振りを見せ、
その三ヶ月前を思い出したのか、大笑いをして、
笑いすぎたのか若干涙目になりながら抱擁してきた。
(´;ω;`)「ハハハハそうだったそうだった!!いやあ、その節ではどうも」
(゚、゚トソン「絶対思い出してないでしょ、あとハグはイヤン」
.
22 名前: ◆wPvTfIHSQ6 :2011/08/27(土) 14:34:44.09 ID:9bUqTpSi0
(´・ω・`)「まあ、感動のご対面もここまでとして」
(´・ω・`)「一号車になにか用?」
(゚、゚トソン「え、あれ? なんだったっけ」
束の間の静寂。
(゚、゚トソン「あ、私の席一号車なんです」
(´・ω・`)
(´;ω;`)「ぶひゃひゃひゃ!!」バンバン
(゚、゚;トソン「な、なんですか?」
(´;ω;`)「ヒャヒャ! …いやあ、相変わらずだねぇ……」
(-、-トソン「それはどういう意味ですか……」
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