序章

6/17
前へ
/342ページ
次へ
その男は、薄い茶色のトレンチコートに、焦げ茶色の帽子(俗に言うハンチングみたいなものだ)を深くかぶっている、 推定170cmで腕は太そう、しかし顔つきは優しく、特に垂れ眉毛が愛らしい人だった。 そして、何を隠そうその男とは顔見知りである。 (´・ω・`)「トソンちゃんかい?」 (゚、゚;トソン「けけけ警部!?」 (´・ω・`)「奇遇だねぇ、何年ぶりだろう」 (゚、゚トソン「三ヶ月前にあったばかりです」 男は少し考える素振りを見せ、 その三ヶ月前を思い出したのか、大笑いをして、 笑いすぎたのか若干涙目になりながら抱擁してきた。 (´;ω;`)「ハハハハそうだったそうだった!!いやあ、その節ではどうも」 (゚、゚トソン「絶対思い出してないでしょ、あとハグはイヤン」 . 22 名前: ◆wPvTfIHSQ6 :2011/08/27(土) 14:34:44.09 ID:9bUqTpSi0   (´・ω・`)「まあ、感動のご対面もここまでとして」 (´・ω・`)「一号車になにか用?」 (゚、゚トソン「え、あれ? なんだったっけ」 束の間の静寂。 (゚、゚トソン「あ、私の席一号車なんです」 (´・ω・`) (´;ω;`)「ぶひゃひゃひゃ!!」バンバン (゚、゚;トソン「な、なんですか?」 (´;ω;`)「ヒャヒャ! …いやあ、相変わらずだねぇ……」 (-、-トソン「それはどういう意味ですか……」 .
/342ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加