第三章

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´・ω・`)「……ハ?」 (#゚;;-゚)「私を差し置いての捜査は      許されてないのですよ?」 (´・ω・`)「……ふぅん」 でぃさんが警部のもとへ駆けよった。 それと同じ頃に、尋問を喰らっていた シャキーンさんも怒鳴り散らす。 自分が発砲の犯人だ、と決めつけられたのを 前提にされているのが気にくわないのだろう。 (;`・ω・´)「自分で切ってしまったんだよ、この傷は……文句あるか!?」 (´・ω・`)「でもねぇ」 (#゚;;-゚)「警部さん」 (´・ω・`)「ん?」 . 87 名前: ◆wPvTfIHSQ6:2011/09/02(金) 17:58:44 ID:hZF5R6oIO シャキーンさんの主張は、でぃさんの一声でかき消された。 早速彼女はなにをしでかすのかと思えば、 (#゚;;-゚)「えっと、この傷……どうなさったんですか」 (´・ω・`)「え?」 (#゚;;-゚)「由々しき事態です、説明をお願いします!」 (゚、゚トソン「ズコーッ」 状況の説明を要求してきた。 こういう場面でそういうのは、 時間の無駄になって迷惑なのだが。 しかし、かといって彼女の監視下においての捜査でないと 許されない手前、警部もしぶしぶ応じる。 (´・ω・`)「弾痕の捜索にあたってたら、こんなもの見つけちゃって」 (´・ω・`)「確かに弾痕ではないのだけど、なにかありそうだし」 (;`・ω・´)「だからこれは関係ないっつってんだろ!」 (#゚;;-゚)「………」 . 88 名前: ◆wPvTfIHSQ6:2011/09/02(金) 18:00:41 ID:hZF5R6oIO シャキーンさんがしびれを切らしたのか、 徐々に口が悪くなっている。 怒鳴る機会が多くなり、 彼が言葉を発そうとするたびにその場の空気が揺らぐ。 その怒声を間近で聞いても怯むことなく、 でぃさんも応戦する。 (#゚;;-゚)「これは、当列車で……?」 (`・ω・´)「それがどうした!」 (#゚;;-゚)「………」 (#゚;;-゚)「……失礼、あまりにも非現実的すぎて目が眩みましたわ」 (`・ω・´)「ハ?」 間髪入れずシャキーンさんが返す。 すると、でぃさんは少し嘲るような笑みを浮かべ、 手で口を少し隠すようにして話す。
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