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「タッカ、ちょいガソリン持ってきて治ったかもしれない」
「まじでか!今持ってくるわ!」
タッカはすぐにガソリンを持ってきた
「いいか?いれるぞ?」
「お、おう」
ガソリンをとくとくと入れてスイッチを動かしたらブゥオンの音が鳴り響きエンジンが動作した
「やった!やった!完成したぞ!やったな湊!」
「あぁ、lやっと、やっとあいつに会える」
「あの女の子か?」
「あぁ、そうだ、やっと迎えに行ける」
「エンジン治ったのー?」
遠くから千沙と連が食料を買って歩いてきた
「ふぅ、これで、船の準備はOKだね」
千沙と連には船の耐久度を上げてもらってた
そっちも終わって船の修理道具一週間分の食料などを買いに行かせてた
「出航はどうする?来週にするか?」
来週、遅いな早く助けに行ってやらないと
「今日、今日の夜だ」
「「「え!」」」
「早すぎじゃないか?もっと遅くしたほうが・・・・」
「そうだよ、もう少し時間を空けたほうが・・・・」
「ごめん、早すぎるのは十分承知している、でも、時間があまりにもないんだ」
今更時間がと言っても無駄かもしれない
でも、一日でも早くあいつに会いたい
「湊が本気で今日の夜行くなら私も行くよ」
「・・・!千沙お前・・」
「私は湊を信じるよ」
「ぼ、僕も今日行くよ!僕も湊も千沙もタッカも、みんな信じてる」
少しの間見つめあいが続いた
「はぁ、俺がいなくちゃダメってことだな、俺も行くよ、そしてみんなを信じてるぞ」
「みんな、ありがとう、本当に」
俺はみんなを見渡してうなずく
「今日の夜23時に集合だ、この秘密基地に」
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