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髪や体にたまねぎやにんにくの臭いを付け、
自分の体にも付けた。
兵士がメイの小屋を開けた。
強烈な異臭が鼻を突いた。
兵士はメイに米兵の事を訊いた。メイは知らないと答えた。
兵士が雪と美亜を見た。２人は泥まみれの顔で寝ていた。
顔をしかめて兵士は出て行った。
ほっとしてメイは眠っている娘２人を見た、そして、
「お前達、お父さんに会う事はないよ、
収容所なら生きて出られないから」
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