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そして・・・・・
山岸洋一は稚内へ買い物に行く途中で車を止めて
ボンとパンチョを放した。
雪、美亜を発見した場所だった。
エマも喜んで2匹の後を追いかけて行った。
エマは小学3年生になっていた。
洋一は雪、美亜が黙って行ってしまった事をよく理解していた。
例の国へ行ったのだと思った。
「お母さんと一緒にお風呂に入りたかった」
雪の言葉が洋一の頭に残っていた。
洋一は2人に人生のアドバイスとして医師になる事を薦めた。
2人ともそれに同意して医師になった。
病気の人を助ける事、素晴しい仕事だと感じていた。
天職だとも言っていた。
2人は精力的に世界各地へ行って活動した。
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