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「おい、タッくんてのは何者だ。」
「三咲のボーイフレンドだけど。」
妻が面倒くさそうに答える。
「なに!ボーイフレンドだと!?三咲はまだ2歳だぞ。」
「あら、2歳でもボーイフレンドの1人や2人居るわよ。保育園行くと三咲の事待ってて可愛いのよタッくん。」
「お前は認めるのか。2人の交際を。」
「交際って・・・ボーイフレンド。男の子の友達じゃない。」
呆れ顔で俺を見る妻。
「とにかく、三咲にボーイフレンドなどいらん。女の子とだけ遊んでればいいんだ。なぁ、三咲。」
「みーたん、タッくんチュキ。」
ガーン
「パパもチュキ。チュッ」
「三咲~」
三咲のほっぺにチューで全てを許してしまいそうになる。
が、
「いかん。いかんぞ。ボーイフレンドはまだ早い。」
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