人魚の約束
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子供の頃に何度も読んだお気に入りの絵本「人魚姫」。 人間の王子に恋をして、美しい声と引き換えに人間の姿を得た人魚だったが、結局は想いを伝えることなく、海の泡となり消えてしまったという悲恋の物語。 当時はただ「お姫様」という単語に憧れて読んでいただけだが、後から考えると、なんともやりきれない話だ。
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