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首から指を離し、そっと唇へと触れる。
あぁ、この人を従わせているのは自分だ…。
「そんなに物欲しそうな目で見つめないでくださいよ…。」
この学校の不良のトップである彼。
そんな存在がこんな表情を、欲を孕んだ視線を向けていることに快感を覚えたのはいつだったか…
「授業の前に、欲しくなっちゃうじゃないですか…
」
そっと彼の唇に、触れるだけのキスをする。
「し、しき…っ!俺、もうっ…!」
再びキスをねだるように近づけてきた唇に優しく指を当て、動きを止める。
切なげな表情に、再び背中に走るぞくりとした感覚が走る。
「授業が始まるので。」
笑顔を浮かべて、遠回しに終わりを告げる。
「ううっ…」
切なげで、可愛い表情。
「放課後までイイコにしててください。そしたら、たっぷり遊んであげますから…」
その言葉に勢いよく顔をあげる。
「もちろん、喧嘩もだめですよ…?」
こくこくと首を縦に振る先輩の頭を撫でる
「ん。いいこ。ほら、そろそろ戻って?」
あとでたーっぷりかわいがってあげますから。
ね?先輩…
はーっ!!
なんかめちゃくちゃですみません泣
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