友利先輩と俺の友人

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「おはよう。雛人。あ。友利先輩もおはようございます!」 そう言ってニコリと笑うそいつのその笑顔は人懐っこさ全開で明るいオーラをこれでもかと放出していた。 そいつのその笑顔を見るたびに俺は大輪の向日葵の花を連想させられる。 そいつのその笑顔は眩く、底無しに明るく、いつでも人目を引く。 ほら。 真夏に咲く、大輪の向日葵の花のようだ。 「あ、お、おはよう!」 そう言って自分の髪を撫でる友利先輩は本当に恥ずかしそうだった。 だから俺はそんな友利先輩に追い討ちを掛けることにした。 「キスシーン・・・見られちゃいましたね」 そう言ってクスクスと笑う俺を友利先輩は涙目で見つめ見ると『雛人くん!』と上擦った声を発した。 それに俺はまたクスクスと笑うこととなった。 本当に友利先輩は可愛く、からかいがいのある人だ。 そんな友利先輩が俺は何よりも好きだ。 例え、友利先輩が同性でも・・・。
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