緊急停車
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発車のベルで目を覚ます。 ほんの一瞬、意識を失っていたようだ。どうやら階段を転げ落ちたらしい。かすむ視界の先で、無情にも電車は発車していった。 「ああ、待ってくれ! 私の満員電車……緊急停車……」 白く染まりゆく視界の中で私は必死に手を伸ばす。 どうか行かないで。「大丈夫ですか!?」という誰かの声が、ひどく遠くに聞こえた。
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