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近所のコンビニで缶コーヒー2つ、お茶、カレーパン、タバコを買った。入口から少し離れたところにある喫煙場でタバコを吸ってしばらく待つが、集合時間を10分過ぎても亮太は来ない。 また、コンビニに入る。 「ん、また来たの?」って顔したレジのお兄さんと軽く目を合わせて、入口左側に並んでいる雑誌の1つを立ち読みする。 赤い車がうるさい音をたてて駐車場に入ってきたので、雑誌を棚に戻してコンビニを出た。 「おう、待たせたな」 「構わんよ。はいこれ」 さっき買い物を済ませた袋から、缶コーヒーを1本取り出す。「運転代」 「おう、サンキュー」 「それじゃ、行こうか」 「ちょっと待て。おれにもなんか買わせろ」 「ああ、そうだな」 じゃ、これ持ってて。と、さっき亮太にあげたばかりの缶コーヒーを返されて、コンビニの入口で待つことにした。 「お待たせ。じゃ、行こうか」 駐車場を左に曲がって近くの高速インターを目指す。 「派手な車だな」 「かっこいいだろ」 「内装は質素だな」 「内装はどうでもいい」 「窓開けるのに手で回すなんて、今どき古すぎるだろ」「ヴィンテージカーと言ってくれ」
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