なにか動いてる

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ある日突然、コハクという名の同居人・・・・・・いや、同居ウサギ?ができた。 彼は、俺の名前を知っていて、俺の前に姿を現した。 それまで、俺は動物たちの声が時々聞こえていたりしてたけど、それほど気にとめないようにしながら毎日を過ごしていた。 ところが、コハクは俺の家に上がり込んで、会話ができて、ヒトの姿にもなれるウサギのような生き物で、俺の『チカラ』というものをふんわり教えてくれた。 それをきっかけに・・・・・・というか、そのままコハクのペースに巻き込まれて、コハクが俺の家に住むようになった。 だから結局バタバタしていて、俺は未だに『どうしてコハクが俺のところに来たのか?』という大事なところを聞けずにいた。
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