第11章

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「どうかした? なんだか浮かない顔してるけど」 「そう? なんでもな……」 なんでもない。 きっと河野の元妻もそう言ったのだろう。 きちんと話をしなければいけない。 そう思っているのに、なんと言えばいいのかわからず結局誤魔化してしまった。 「なんでもなくはないんだけど、なんていうか……マリッジブルーかな」 樋口の車で自宅に帰る途中だった。 「なにか心配事があるなら話してよ。ふたりで解決しよう」 「ありがとう」 .
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