格安物件へ引越し

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格安物件へ引越し

これは、かつての職場で同僚から聞いた話です。 同僚の知人Aさんは引っ越し先を探していて、お金が無いので、あえて格安な事故物件を選んで探していました。 そして見つかったのがあるアパートの2階の部屋で、駅から近いにも関わらず3万円の家賃という安さで借りる事が出来ました。 しかし、このアパートに決める時に不動産屋に、 「お客さん、本当にこの物件で宜しいですか。今まで借りた方で1ヶ月も持った方がいないのですよ。」 と言われたそうです。  とにかく安い物件に決めたかったAさんは、そんな忠告も気にせず引っ越しました。  引っ越し先の部屋は意外と綺麗でとくに変わった点もなく、何故今までの住人は1ヶ月も経たずに引っ越ししたのか、引っ越した時にはAさんは全く理由が分からず、逆に安くて良かったと安心しました。  しかし、夜寝る時になって息苦しい、喉が詰まる感じがすると気付きまして、なかなか寝れなかったそうです。
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