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17歳。
華のセブンティーン。青春真っ只中。
恋愛。受験。バイト。
女子は結婚できるが男子はできない。
選挙権まであと一歳。
私には文才がないので説明しきれない。
今から記すのは将来について。
17の私がどのように考えているのか。思っているのか。揺るがないための決意表明である。
私は少々あきっぽいところがある。この文を書きおわるかも怪しいくらいだ。飽き性あるあるなのだが、
一度ハマったら恐ろしいくらい続けられるのである。
寝なくてもいい。ご飯なんか食べる時間が勿体なくなる。そんな性格が災いし美術にハマった私は、進学をそちら方面に考えている。
世の中は才能と努力のバランスである。
もともと仕事が出来る人もいれば、10年かけて出来るようになる人もいる。
それと同じで美術も天才は、それなりにいい道がもらえる。反して、凡人は努力でがんばるしかない。
17歳なんてじぶんが天才か凡人か分かるわけがない。だが、大人は進路を決めさせる。人生のこり60年分の運命を決めなくてはならない。私はたしかに美術がすきだ。しかし好きと出来ることは違う。悔しいことに。
今の私はこれといった強い見方もいなければ、武器もない。RPGでこの状態ではバッドエンドだ。こうなったら、最後はもがいて苦しんで這い上がるしかない。恥を捨ててでもやるしかないのだ。
華のセブンティーン。
だが私は泥のセブンティーン。
泥のセブンティーンが恥にならないように。
未来の自分が「あのときもがいてよかった。」といえるように。
苦しみを原動力に。羨む気持ちを原動力に。
世界の凡人につぐ応援歌である
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