1353人が本棚に入れています
本棚に追加
/127ページ
パンッパンッと副会長様が手を叩くと辺りが静かになる。
まだ耳がキーンってして痛い。
何で他の人は平気なんだろう。あ、夢兎君は平気じゃなっかったみたい。
耳塞いで凄いしかめっ面になってる。
「私からの説明は以上です。何か質問のある方はいらしゃいますか?
……いないようですので、各クラスくじ引きを開始してください。」
副会長様が一歩下がると、生徒たちはざわざわと動き始めた。
「夢兎君、あの、耳大丈夫?」
「大丈夫だよぉ。心配してくれてぇありがとぉ。暁ちゃんは~?」
「僕も大丈夫だよ。」
「そっかぁ。よかったぁ。じゃぁ、くじ引きしにいこっかぁ。」
「うん。そうだね。」
最初のコメントを投稿しよう!