計画と引き金

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「暗いな・・・」 フューズは暗闇の中にいた ふと前を向くと遠くに人が立っていた やけにはっきりと見える 「誰だ・・・!!」 フューズはゆっくりと近づいていく そして、相手もゆっくりと近づいてくる 「あれは・・・俺?」 フューズの前にいるのはフューズだった 全く同じ動きで近づいてくる 「鏡か・・・? なんでここに?」 フューズは鏡に映る自分の目の前に来た フューズは手を伸ばす 「死ネ」 「ぐっ!!?」 突然鏡のフューズが蹴りをくりだしてくる なんとか、それを両腕で防ぐ 「実体があるじゃないか!!」 「死ネ死ネ死ネ死ネ死ネ死ネ死ネ死ネ」 「ぐぅ・・・!」 偽フューズは切れ間無く蹴り続ける 「いい加減にしやがれ!!」 フューズは自分のまわりに爆発波をつくりだし偽フューズを吹き飛ばした 「お前・・・何だ?」 「俺カ・・・? 俺ハ、オ前ダヨ・・・」 偽フューズは立ち上がる 「ふざけるな・・・俺はここにいるぞ」 「ダガ、俺モココニイル」 「話にならないな・・・ [ギガルドフレネリアル]!」 「[ギガルドフレネリアル]!」 フューズの手から巨大な業火が飛び出す しかし、偽フューズも同じく炎を放った 結果は相殺である 「互角・・・か」 「俺ハオ前ニ勝テナイ・・・ ダガ、オ前モ俺ニハ勝テナイ サァ来イヨ・・・俺!」 「ふん・・・俺は一人で充分だ!! それに俺は、もっと性格的にいい男なんだよ!!」
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