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「こんなにたくさんの精霊を見たのは初めてですね・・・
ガルグバスさん頼りになります」
「ふん・・・」
ガルグバスとアイズは闇の精霊達を連れ、ラングレス達と合流した
「アラン、大変だったな・・・」
「アイズこそ、もう怪我はいいのか?」
「もちろんだ!いつまでも寝てはいられないさ
ガルグバス、ホワイティ達はどこだ?」
ガルグバス達は急遽現れた精霊達に喜んでいた
アイズが連れてきたガルグバスと闇の精霊達
どれほどの力となるかは計り知れない
もちろん他の属性の精霊もだ
しかしその他の属性の精霊達がここにはいない
「声をかけたらいつでも動けるよう
城を囲む形で待機している
我々は、自然の力と共に生きる精霊だ
自然に溶け込み隠れるくらいは造作もない」
「素晴らしいですね・・・」
「初めて、てめえと同じ意見だが
確かに、最高だな」
フューズはバリバリと薬草をかじりながら、そう呟いた
「これだけの戦力があれば、魔王のところまで行くのには事足ります
そこまで行けば、もう戦力を削るなんてこと考えなくていい
私達と魔王軍幹部との総力戦ですよ!!」
「あぁ、そうなることが望ましいな
だが、油断はするなよ!さぁ、行くぞ!!」
アランの掛け声は、勇者のパーティーを奮い立たせた
まるで、前魔王との戦闘との時のように
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