計画と引き金

20/49
前へ
/366ページ
次へ
「こんなにたくさんの精霊を見たのは初めてですね・・・ ガルグバスさん頼りになります」 「ふん・・・」 ガルグバスとアイズは闇の精霊達を連れ、ラングレス達と合流した 「アラン、大変だったな・・・」 「アイズこそ、もう怪我はいいのか?」 「もちろんだ!いつまでも寝てはいられないさ ガルグバス、ホワイティ達はどこだ?」 ガルグバス達は急遽現れた精霊達に喜んでいた アイズが連れてきたガルグバスと闇の精霊達 どれほどの力となるかは計り知れない もちろん他の属性の精霊もだ しかしその他の属性の精霊達がここにはいない 「声をかけたらいつでも動けるよう 城を囲む形で待機している 我々は、自然の力と共に生きる精霊だ 自然に溶け込み隠れるくらいは造作もない」 「素晴らしいですね・・・」 「初めて、てめえと同じ意見だが 確かに、最高だな」 フューズはバリバリと薬草をかじりながら、そう呟いた 「これだけの戦力があれば、魔王のところまで行くのには事足ります そこまで行けば、もう戦力を削るなんてこと考えなくていい 私達と魔王軍幹部との総力戦ですよ!!」 「あぁ、そうなることが望ましいな だが、油断はするなよ!さぁ、行くぞ!!」 アランの掛け声は、勇者のパーティーを奮い立たせた まるで、前魔王との戦闘との時のように
/366ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1033人が本棚に入れています
本棚に追加