計画と引き金

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「皆準備はできただろうか・・・」 「いいんじゃねーのか? 早く行こうぜ・・・」 オーズは城の裏に、火の精霊長フレイヤ隊(火の精霊)と一緒にいた ゴイルは城の右横で風の精霊長ウィン隊と ノーティは城の左横で水の精霊長ウェーブ隊と フューズは城の左斜め前方でにガルグバスとホワイティと一緒にノーティを援護する形 アランはラングレス軍と一緒に城の前方にいた 「誰もいないんだよな・・・」 魔王城の回りには誰もいない、嵐の前の静けさというのだろうか それが逆に不安をあおる 「意気地無しめ! なら俺が先にいく!」 フレイヤが1人飛び出し攻撃を仕掛けようと動き出す 「なに!?おいおい勘弁してくれよ! 指示を待つ約束だろ!?」 アイズはフレイヤを必死で止めていた 「はーなーせー! あのクソ魔王は俺がぶっ殺してやるんだぁ!!」 「くっ!落ち着け! 静かにし・・・」 「別に静かにしなくてもいいぜぇ?」 「のわっ!?」 「ぐあっ!?」 突如転移によって2人の前に何者かが現れる 「キシシシ・・・ やっぱ、てめえの相手は俺だよなぁ!」 「ゲイル・・・1人か? フレイヤ、下がってろ 俺がやる!」 「あぁっ!? ここまで来ておあずけかよ!」 「黙ってろ!火の精霊! 俺はこいつを殺すんだよぉ!」 ゲイルはポケットから箱を取りだし前につき出す 「それは、マジックキャリー・・・!?」 「キシシシシ!![グループ]!」 唱えると蓋が開き、オーズとゲイルが光に包まれる 「これは!?」 「キシシシッさぁ来い!」 次の瞬間その場に二人はいなかった
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