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「俺の相手はお前か・・・」
ゴイルは巨大な斧を構える
「光栄だろ?
この魔族界1の最強美男子たる俺とやれるんだぜ?」
「お前はあまり目立たない方だと思ってたけどな」
ゴイルの目の前には、グレイルがモデル立ちをしながら立っていた
「なめんなよ?
スピードやパワーじゃ変身後のゲイルに劣るが、それでも俺は最強の魔族と呼ばれたこともあるんだぜ・・・
ただ重力操作だけが取り柄の男だと思うなよ」
「どうでもいいから、早くやりましょうよ
加勢しますよ?ゴイルさん」
「焦るなよ、水の精霊長
事をしそんじる」
「たいそう立派な精神だな
無骨すぎてももてねえぜ?」
グレイルはすっと箱を取りだす
「よし、じゃあ俺らも行くか
[グループ]」
グレイルとゴイルは光に包まれる
「な、なんだ!?」
「俺は早くラブラブの生活を送りたいんだ
だから、殺してやるぜ・・・」
次の瞬間、そこに二人はいなかった
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