計画と引き金

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「アオオオオオオン!!」 「ゴルアアアアアア!!」 二人の魔力がどんどん上がっていく 最早常人では近づくことすらできないだろう 「貴様は、俺が 殺す・・・アイズゥゥ!! 魔族の面汚しめがぁ!!」 「死ぬのは、てめえだぁ!! 貴様ら種族がウルフィンにしたことを忘れたかぁ!!」 ゲイルとアイズはすでに変身しており、体中血まみれだ 「行くぞ・・・! くたばりやがれぇぇ!!」 「来い!! ドラゴンごときが!俺にかなうと思うな!!」 ゲイルとアイズはは一瞬で近づき、二人の拳がぶつかり合う 「うらぁ!!」 「ガアアアア!!」 目にも止まらないスピードでの打ち合いは、目で追うことは困難だ ただ、まあ血しぶきが2人の軌跡を描いている 2人の姿ははまさしく異形の者だ 「オオオオオオ!! [スパイラルクロー]!」 「[ドラゴンテイル]!」 2人の魔法がぶつかり合う 空間が歪むほどの衝撃が辺りに広がり、爆音と聞きちがえるほどの轟音が響き渡った 「ゴハァッ!! 」 「グアアアッ!!」 二人の力はまさに互角 そのためどちらも優位に立つことができない 「はぁ・・・はぁ・・・ 辛そうだな・・・ワンコロめ 貴様ごときにやられる俺ではない!」 「こっちの台詞だ・・・ 全部壊してやる!!」 ゲイルとオーズは凄まじいスピードでぶつかり合う ハイレベルな攻防、その姿は最早とらえることはできない
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