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「死ねぇ!!」
「ライルゥゥゥ!!」
「誰が貴様なんぞに殺されるかぁぁ!!」
三人は凄まじい速さですれ違う
ライルはゆっくり、振り切った剣を鞘に納めていく
「ぐああっ!?」
「ごあああ!?」
ライルが剣を完全に収めた瞬間、ゲイルとアイズは同時に肩から腹部にかけて血が吹き出る
「ふん・・・」
「があああっ!!」
「ぐううううう!!」
アイズとライルはその場で激しく悶えた後、地面に伏したまま動かなくなくなった
「やはり・・・こんなもんか俺は・・・」
ライルの腹部にじわりと十本の引っ掻いた跡のような巨大な傷が現れる
「俺は輝き・・・た・・・」
ライルもまた、その場に倒れて動かなくなった
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