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「ひゃははははははっ!
あーあ・・・笑いすぎて涙が出るぜ
残るお前の仲間は後2人・・・」
「恭介ぇぇ!!」
アランは檻を破ろうと、剣を抜いた
次の瞬間
「ぐあああっ!!」
「黙ってろ・・・」
恭介はアランを檻ごと蹴り飛ばす
檻はゴロゴロと転がった後、ダルマのように立ち上がった
「どれフューズは?
あれ?もうやられてるじゃないか・・・」
「そんな・・・フューズ・・・!」
恭介はモニターを見ながら呟く
「見たけりゃどうぞ?」
モニターをアランの近くに動かす
そこには6人の男女が倒れているフューズを囲んでいる映像が映っていた
「ぐぅ・・・ガハッ!!」
フューズは身体中傷だらけの満身創痍な状態で倒れていた
「こんなもんかぁ?よわっちいなぁ!!
このフレイヤ様の敵じゃあねえぜ・・・」
「やはり勇者のパーティーといえど
精霊長6人の相手をするのは不可能だということでしょう?」
「あははははっ意外ともろかった~っ!」
「うふふ・・・いじめたりなぁい・・・」
「エッジだよエッジ!!
トンガリが効いてねえのさてめえは!!」
「ふん・・・この程度か・・・」
(くそっ!
俺は・・・世界最高の魔導師だ!!
こんなところで・・・負けらんねえ!!
アランが、ゴイルが、ノーティが、アイズが、皆が俺らの勝利を待ってるんだよ!! )
「こんなところで死ねるか!!」
「「「「「「ぐあああっ!!」」」」」」
フューズは爆発波をなんとか繰り出し
回りの精霊長を吹き飛ばす
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