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「どう・・・だ・・・!
っ!?」
魔法による爆発で起きた煙が晴れていくそこには
「ホワイティ・・・フレイヤとエレクト二人はずるいだろう
2人とも頑丈そうじゃないか」
「早い者勝ちでしょ?
優男とうるさい女掴ませてあげただけありがたく思ってほしいわ」
ガルグバスとホワイティが何事もなかったかのように立っていた
その手には盾にされた4人の精霊長がぶらさがっていた
もはや4人には見る影がない
「貴様ら・・・
仲間じゃないのか・・・!?」
「そんなわけないじゃない」
「こいつらはいわばビジネスパートナー
動けないならせめて盾にでもなってもらわなければな
さすがに我々の混合魔力といえども、素手で受けきるのは至難だからな
「この・・・ヤロウ・・・が」
フューズは蓄積されたダメージと魔力切れによってその場に倒れてしまった
「これでいいのだろう?恭介」
「どうせ見ているのでしょう?
私達の戦いを」
その直後、不意に現れた黒い渦は、フューズを飲みこんだ
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