1033人が本棚に入れています
本棚に追加
/366ページ
『はぁっ・・・はぁっ・・・
なんじゃ・・・この球は!』
ナノが魔力を与え続けて3時間
球は限界を知らないのか
それほどにこの球の魔力許容量が多いのだ
『はぁぁぁぁぁぁ・・・
うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』
大地が揺れる
それほどの魔力が放出されている
地上では地震騒ぎなんかになっているのかもしれない
およそ、恭介の持つ魔力量ほぼ総てほどの魔力をつぎ込んだだろうか
その瞬間
『ぐわっ!?なんじゃ!!』
急に球が発光しだす
それは、薄紫の幻想的な光を作り出している
『美しいの・・・
もう・・・充分なのか?』
美しく光る球は自力でさらに上へのぼっていく
同時に組の袋が光を乱反射し、部屋全体が美しい光のアートと化していた
ナノはそれを見てくすっと笑った
『綺麗じゃ・・・
こんなものを見せるために・・・わざわざ疲れさせたのか・・・
ほんとに奴は・・・』
_____________
____________
___________
__________
_________
________
_______
______
_____
____
___
__
_
最初のコメントを投稿しよう!