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「随分と急展開だな!」
「シネ、クロシマキョウスケ」
そう言いクロシマは襲いかかる
「クソッ!
結局体使うじゃねーか!
こんちくしょ!」
バットを取り出す、しかし
「サァ、ブッコロシテヤルゼ」
ガキィン !
「お前も出せんのかよ・・・!」
「クスッ
もちろんだよ
それは君なんだ
君の心をベースにして作り出したコピーファイターだ
思考、魔力量、戦闘スタイル、体術
この部屋に入ってきた時の君とすべて同じだよ♪」
《恭介!》
恭介の頭に聞き覚えのある声が響く
《ナノじゃ!
あれの戦闘力がお前と等しいならば、勝負が互角になるのは目に見えとる!
頭を使えとはそういうことじゃ!》
「チッ
はぁぁぁ・・・」
足に魔力を込める
「はっ!」
地面を蹴りとてつもないスピードで、クロシマにむかう
「ハッ!」
しかし、クロシマも同じスピードで向かう
ガキィ! ギャン!バキィ!
「はぁ、はぁ
チッ
ほんとに一緒だな・・・」
「シネ」
《まともにやりおうても勝てん!
私の言うことを聞け!》
(なんだ、どうすればいい!)
《一旦・・・・・せい!》
(は!?なにいってんだ! )
《はようせい!》
「勘弁してくれよ・・・」
しばらく戦闘が続くがやはり戦況は全く変わらない
「クソッ
わかったよ・・・ナノ・・・
失敗したら、ぶっ殺してやる!」
そう言うと恭介はバットを捨てた
「ナンダ・・・?
シヲカクゴシタカ?」
「俺が知るか!
早く来やがれ・・・」
「ドウデモイイサ
ブッコロシテヤロウ!」
クロシマはバットを振りかぶり向かってくる
「クスッ
様子が変だなぁ
なぜ避けるそぶりを見せない?
まぁ、いいやこれでゲームオーバーだね」
「ウリャア!」
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