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日々の忙しさに追われて、都会で生きて行かなければならないという重責に押し潰されそうになって、俺の感覚は麻痺していっていないか?
田舎では日付が変わる頃にはどこの家も真っ暗で、そんな中で育った俺はもちろん夜に出歩くなんて事はなかったのに、都会は真夜中まで明るいから、深夜二時にコンビニへ行く事だって何でもなく感じられる。
道すがら、酔っ払いが道路に寝転んでいてもお構いなしだ。下手に声を掛けて、刺されたケースもある。だから、みんな極力人の事には関わらない。
自分を守る為に。
それはきっと、誰にも責められない。
もちろん、俺にだって。
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