気持ち悪い

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「…ねむ…」 とりあえず、靴下を脱ぎ捨て 隅に畳まれた薄っぺらの毛布を被る。 家まで、車で45分… いつも帰りは送ってもらう。 そんな生活を初めて、もう7ヶ月… 24にしては貰ってはいけないような額を貰っている。 ユラユラと揺れる天井は真っ白で綺麗で、 自分の在り処を見失う。 もっと、ギスギスして、汚ならしくて、悍ましい… そんな風なので良いはずなのに きっと明日も此処に居る。 「ヒカルさん…イケる?」 ほんの数分、 何処かにいた俺を引き戻したノックの音と遠慮がちな声にうっすらと目を開く… 「…は、ぃ…」 まだ寝てる頭を持ち上げ、 少しだけ扉を開ければ、 申し訳ないと言った表情が見て取れた。
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