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時間にしておおよそ15分、何軒か並んだホテルの中では新しいホテルを選んで入った。
イケダさんは綺麗好きで、丁寧な態度でだけどかしこまらないで居ても気にしないひとだから、楽だった。
けれど、行為がどうとかそんなのはどうでも良かった…
別にイカないわけじゃない、気持ちよくない訳じゃない、
けど…
どうしょうもなく冷めた自分が居て。
いつも、自分の中で最中の俺を見下ろしては溜息をついて居た。
服を脱げば、
何やってんだよ…
ベッドに座れば
良いのかよ？
揺れる度に、
気持ち良いの？
そんな風に問いかけて来た…。
だから、いつも他人事みたいで…
どっか、誰かの行為を覗いている様な感覚だった。
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