タイに憧れて ナツ編

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マリカからの 別れの手紙より 一と月半過ぎた頃 意外に 早く立ち直れましたね まあ 一度 彼女が タイに帰国した時点で別れを味わっていたからだと想うが さて 私は 再び 新宿のタイのお店「チャン○ー」へ足しげく通うようになりましたね タイの料理も好きだったこともあるし 再び 出会いないかなという下心もまた(笑) そして 機会は訪れました タイの店にて 流暢なタイ語に たどたどしい日本語の 美人 細身で 黒髪ストレート セミロング また マリカと違い 彼女は 目鼻立ちハッキリとしたエキゾチック美人でした そんな彼女が 話す たどたどしい日本語に なんか惹き付けられて 私は マリカから少しだけ 教わった たどたどしいタイ語で 彼女に 話しかけてみました。 すると 彼女 「ナツ」は 驚きつつも喜んで 一所懸命に拙い日本語で 答えてくれて その場で 電話番号教えてもらいましたね あとで聞いたのですが ナツは 日本語の勉強のため 日本語学校に こちらで通うため来日して その日が 初めて 日本のタイのお店にきたそうで そこで 怪しいタイ語使うおっさん(お兄さん(笑))に声をかけられて 戸惑いながらも すごく嬉しかったそうでして。 さて 私の次の休みの日に 再び 「チャン○ー」で待ち合わせて 食事をしながら いろいろ 話をしました。 そして 別れ際に 冗談口で「恋人になってよ」とタイ語で 言ったら あっさりと「いいよ」と回答されて なんか こちらが面食らってしまいましたね 元々 タイの子は 笑顔の国の子だけに 親しみやすいのですが まさか こんな簡単に 恋人になれちゃうとはおもいませんでしたね まだ幼さのあったマリカとは違って 彼女ナツは 二十代後半 私のちょうど十歳下だったのだが 海外へ言葉の勉強に来るくらいなのでかなりしっかりしてると感じましたね そこで 交際が始まりました。 しかし 日本語学校に通いつつ タイの雑貨店でバイトをしては 友人数名と ルームシェアしている彼女は まあ 貧乏学生であったため デート費用は 無論 私持ち で 食事をしたり 初めのうちは ドン○ホーテ で日用品 買うデートとか だったなあ
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