エピソード1 まあ、冒頭ってやつかな

2/2
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/4ページ
ほぼ全ての成人が仕事をしてお金を稼ぎ、飯をくらい、欲しいものを買い、娯楽を楽しんでいる。 それがこの世の定理であり、常識だからだ。 事実、この俺もガキの頃は親から「立派な会社で仕事して、お金をいっぱい稼いで好きなことしな」などと、よく言われたものだ。 俺もその時は「当たり前やん、金がないとなんもできんし」程度に思っていた。そう、その時はお金を稼ぐことの難しさ、仕事を続ける根気を 全く見えてなかったのだ。 話は変わり、小中となんの取り柄もなく特に目立つこともなく終えた俺は高校生になった。 場所が変わっただけで今までとやることは変わらない。勉強して帰る。そんなイメージだった高校生というものは ほんの些細なきっかけで一変した。堕落した。そう、ここが人生の分岐点だったのだ。 さあ、ダラダラした冒頭は終わりにして クズすぎる俺の全てを語っていくとしよう。
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!