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「何か探してるなら言ってね?」と話す二人を
どうしてもまじまじと見つめてしまう……いかん区別が…
しいさん(多分)はそんな俺の様子にクスッと微笑んだ
(*゚ー゚)「うん、私達は双子でね…よく、本当によく間違われるの」
(*゚∀゚)「だよね~」
「あなたは自分から間違われようとしてるんでしょ!!」
「違うよ~私はしいにもっと個性を持って欲しいと思ってやってるんだよっ」
「何よそれ、私に個性が無いと言いたい訳?」
「ううん、地味って言いたいだけ~」
「きぃぃーーー」
自分らを司書だと言った二人は、その図書室でギャーギャーと騒いでいる
周りを見れば、特に気にせず本を読む人か、それを楽しそうに見る人しか見えない
………よくある事らしい
川♯゚ -゚)「いい加減にしろお前等…」
(;゚ー゚)「す、すいません!」
(*゚∀゚)「はーいっ」
一気に静まった…流石は国王陛下
46 名前:鮨 :2006/11/29(水) 19:26:45.03 ID:LVJlEy+t0
その後、クーはしいさん(と思う)と何か話を始めたので俺は自分で少し見てみる事にした
(*゚∀゚)「ねえねえ君っ?何をお探しかな~」
(メ'A`)「うわっ」
突然腕に組み付かれ、驚いて声が出てしまった
(メ'A`)「え、えーと…この国のか、こう世界の仕組み~とか歴史!とか、そんな感じのを…」
つーさん(だろう)は少し考えるようなジェスチャーをして
(*゚∀゚)「うん、こっちだよっ」
組み付かれたまま、二階へと引っ張られていく
川♯ - )ピク
(メ'A`)「…ん?」
(*゚ー゚)「ですから、最近のですと………」
川 ゚ -゚)「なるほどな…うむ………」
今何か変な視線を感じた気がしたんだけど…気のせいだったかな
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