真犯人逮捕

5/5
前へ
/15ページ
次へ
 日高は修司が不起訴になった時点で、弁護人としての仕事を終えていたのだが、えん罪の被害を受けた修司の気持ちを汲んで、業務外ではあるが、修司のために一肌脱いだ。  それは今回、杜撰な捜査でえん罪を犯した警察から、修司に対し謝罪をするように働きかけをしてくれたのだった。  警察も、日高に捜査の落ち度を指摘されて、真摯に自分たちのミスを反省し、後日、修司の家を訪ねて、修司へ正式に謝罪をしたのだった。  了
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加