1話

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そして。 HRが終わり、記念撮影も終わり、私はわかなちゃんに一言「お母さんと話してくるから待ってて」と言って一旦お母さんを呼ぶためにわかなちゃんと離れました。 「ねぇ!お母さん、友達ができたの!」 「よかったじゃないの!」 お母さんは私の報告に目を丸くして驚いていました。 「だから……桜の木の下で、友達……わかなちゃんと写真を撮りたい!」 「もう記念撮影は先生たちと」 「いいの!カメラ持ってるでしょ?わかなちゃん連れてくる~!待ってて!」 私はもう止まらない暴走電車。急いで教室に戻りました。
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