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なんだかんだあって、私はわかなちゃんにお花を付けてもらったあと、わかなちゃんと一緒に入学式の式場へ到着しました。
高校、とあってなのか、周りに居る同じ制服を着た同級生や先輩方は、空に光る星のように多くて、どの子もどの方も一人一人輝きが違うので、見てると眩しくてどうにかなってしまいそうです。
その中でも、輝きがまだ暗くて、消えがちな私は上手くやっていけるでしょうか。
あと……私の夢は叶えられるのでしょうか。
そんな緊張の中。
司会の男の人の声が、体育館を響き渡りました。
『只今より 第百回 三ヶ瀬高等学校 入学式を執り行います』
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