デジャブ

初対面

なかなか休みがない私は仕事が終わってからにしてもらった。

そしていよいよ会う日に…
うちの近所の郵便局の前で待ち合わせすることになった。
ヒロは隣の県でまったくうちの地元からは遠く、うちの地元は田舎だったためなかなか知る人は少なかった。

待ち合わせの郵便局につくとそこには一人の男のこがたっていた。ヒロだった。

見た目はおしゃれな感じで顔もなかなかハンサムだった。

「よっ。お疲れ。」
初めて会う感じを思わせない感じで話していた。

するとヒロが
「ここ来た事ある。近くに無縁墓地とかない？」
と言われた。

「あるある。つーかなんでこんな田舎に来たの？」

「夢で来た。夢の中で見た光景だ。俺まなんちの近くの無縁墓地に入る夢を見たんだ。」

「夢かぁ！それにしてもあまりいい夢じゃないね。」

「まぁね。ねーどっか場所移動しない？あまり明るくない場所」