第一章 スピラー族との出逢い

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美桜side ピピピピ…ピピピピ…ピピカチッ 「んっ、んー!ふぁぁぁ。ねむ…。」 私は目覚まし時計で目を覚ました。 昨日は夜まで撮影があり、 とても疲れていた。 「んー、久しぶりによく寝れたかもっっ!」 と、その時。 プルルルルルル…プルルルルルル 「はい。あ、星夜?」 「あ、美桜。電話二回目だよ?ちゃんと起きれなかったの?」 電話の相手は、私の契約者、村山星夜。 可愛い可愛い幼馴染みである。 「何のよう?」 「話があるんだ。」 「わかった。今日は学校休みだし、今からそっち行く。窓開けて。」 「玄関でもいいよ。ママたち、出張で家にいないからさ。」 「わかった。今すぐ行くね。」 「うん。玄関開いてるよっ!」 「おけ。」 そういって、私は幹と星夜の家に向かった。
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