『暗闇の世界』へ

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でも先週、ここで彼から「別れよう」と告げられた。 ずっと前から薄々感じていた。彼が私を愛していないこと…。 だから私は何も言えず従うしかなかった。 不思議なことに自分の部屋に帰り着くまで涙は出なかった。 でも扉がバタンと閉まった瞬間、涙が溢れ出てきた。そして 寝落ちするまで止まらなかった。夜中に目を覚ますとまた 涙が頬を伝った。
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