17人が本棚に入れています
本棚に追加
/45ページ
かけがえのない人
あなたは覚えてますか？
二人で遊んだ日々を
繰り返し呼んだのは
あなたの名前
いつも僕の傍で
一緒に笑ってくれた
それがささやかでも
幸せだった
いつしか二人
時は流れて
あなたの声を聞けなくなった
寂しいけれど
仕方ないよね
瞳から涙零れた
楽しい時も
苦しい時も
あなたが傍に居たから
かけがえの無い
たった１人の
綺麗な人
離ればなれになっても
心は離れない
どさくさに紛れて
言った言葉
たった一言だけど
『ありがとう』
笑ってる時も
泣いてる時も
手を差し伸べてくれた
少し小さな
大好きだった
温かな手を
あれから僕は
強くなっただろうか
二人でよく遊んだ
あの公園に
いつかきっと
また行きましょう
あの頃の気持ちで
最初のコメントを投稿しよう！