夢に見るあの人

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私は高校2年の 松波環那(まつなみかんな) いたってフツーの女子高生 成績は中の上 仲のいい友達は3人 スタイルの顔もなにもかもがフツー どこにでもいそうなそんな女の子 「おい!松波ー!!」 どこからか私を呼ぶ声 「環那ー およびだよー」 「ダンナが呼んでるよー」 「もうー ダンナじゃないよ!」 2人は友達の林美春(はやしみはる)と 吉原玲香(よしはられいか) とっても仲のいい友達なんだけど いつも私をからかってくる 2人はいつも私のことをからかいがいがあるんだもんと、笑っている 言わいるイジラレキャラ そんな2人からいつも私の見方をしてくれるもう1人の友達 中田歩美(なかたあゆみ) 「もう2人とも環那をいじめるのもそれくらいにして 環那いっておいで」 「うん」 いつも歩美はこうやって私がイジラレ始めると、制止してくれる 「もぅ颯ーなぁにー?」 コイツは 高田颯(たかだはやて) 小さい頃からのご近所同士で 幼稚園からの腐れ縁 高校こそは別々の学校にと思っていたのに、 まさかの志望校が同じで 腐れ縁は高校まで延長中……… 「ほら!」 颯はいきなり 私の目の前にスマホの画面を見せてきた 「近い? ちょっと離して」 そう言って颯の腕を押した 離してみて見えたもの それは、見た瞬間に見なければ良かったと思ってしまったのだ
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