夢に見るあの人

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知らない人……… 3年生かな? 「ほんとに大丈夫?」 「あっはい ありがとうございます おかげで怪我せずにすみました」 「良かった じゃなくて! なにかあったんじゃないの?」 その人は違う?とばかりに私の顔を覗き込んでくる 「はい、大丈夫です ほんとにありがとうございます 失礼します」 「待って!」 急に腕をつかまれた 「俺、河崎翔(かわさきしょう) 3年 君は?」 「あっ、すみません 松波環那です 2年です」 あわてて、挨拶した 「かんなちゃんね! またね! なにかあったら、言ってね! それじゃあ」 ありがとうございます と私は頭を下げて先輩のもとを離れた
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