最終章

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***  「エド! 何している!早く逃げるんだ!」レジスタンスのジムがエドに声を殺し叫ぶが、エドは「厚い雲で目標が見えないんだ、灯りが必要なんだ! 光が!」そういうと屋根裏部屋へと向かい、天幕を剥がして明かりを灯した。  そしてエドが叫ぶ「おーい! ここだ!お前たちの探し物はここだぞ!」 中央公園に駐屯している兵士達がその明かりを消そうと銃撃をはじめた。ジムたちが応戦して町の中央広場は銃撃戦となった。 「我々に自由を! 神よ! 我々に死ぬ自由を与えたまへ!」  厚い雲に阻まれ上空を旋回している爆撃機の搭乗員が計器を確認し帰投を決断しようとした時、雲の切れ間に町の明かりを見付けた。   「目標確認、全機続け!」暗闇にひときわ輝くその一点の光に向け爆撃手が全弾を投下した。
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