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「やばい。店長が凄いやばい」
「ほーん?それはあれか?怖くてやばいのか?」
「可愛すぎて怖いくてやばい」
「いつもの惚気ですかありがとうございます」
大学で思わず友達に店長のやばさを語るがどうやらゲームに忙しい様だ。
「だって凄いんだぞ!歳上と言えど二十代であのルックス!あのスタイル!そして時折見せるドキッと来る仕草!……そんな空間に殆ど2人きりだぞ?」
「何だ遂に襲ったのか?」
「毎日理性との戦いだ」
「お、おう」
全く、俺の言葉では店長の素晴らしさを語りつくせないのが辛い!
「んで?その店長さんは結婚してるとか彼氏がいるとか無いのか?」
「してない……と思う。指輪はしてないし、彼氏がいるとかの話も無いし客とした気配も無い」
「ならフリーなんだよな?告らないの?」
盛大にむせてしまい視線を集めてしまう。
「なな!何バカを!?」
「え~?だってほぼ毎日様にその店長さんの惚気話を聞かされて俺は心配してるのだよ。店長さんが彼氏連れて来て『結婚します』何て言われた暁にはお前、自殺するんじゃないかって」
「否定はできない」
「せめて嘘でも良いから否定はしろ」
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