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第3話 未知の出会い
1日、1週間、1ヶ月間男の子を探した。
男の子を探し始めて、40日が経ったある日
僕は路地裏を探してみることにした。
道幅は狭く、野良猫が住み着き、少し汚い場所で
あったが、こういうところに潜んでると思い
頑張って探した。
「カマル…今、どこにいるの…
ずっと探してるんだ…いるなら電話に出てくれ…」
路地裏にあの日の男の子がいた。
服はボロボロで汚く、何日も風呂に入っていない様
だった。
「君!ずっと探してたんだ。
僕は怪しい人間なんかじゃない。ただ、
君の力になりたいだけなんだ」
男の子の瞳には涙が見えた。
僕が来るのを待っていたかのように、抱きついて
きた。
僕は男の子を家に連れて行くことにした。
「君の名前は何??」
「僕の名前はシャムス…とある星で事故によって
この星に落ちてきた…一緒に落ちた妹をずっと
探して…る…」
シャムスは疲れて寝てしまった。
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