その名「春」

2/6
前へ
/152ページ
次へ
僕は父さんが大嫌いだ。 僕の父さんは某病院で働く医者だ、本人が言うには相当偉い立場らしいが僕は当然そんな話は信じてない。 母さんに父さんの話を聞いても同じ答えしか返ってこない。 「お父さんはね、お母さんと春、あなたのために働いているのよ」といつもこれだ。 そんな話すぐに信じられるはずがない。 そんなことなら父さんの友だちの実おじさんのゲームをやって友だちや最悪1人で遊んだほうが絶対にいい。 と僕は昔思っていた。 あんなことがなければ今もこう思ってただろうし、父さんの本当の凄さを知らなかったと思う。 今から話すこの話は僕が今の仕事を始めるまでの物語なんだ。 というわけで作者さん!この辺でバトンタッチしておくよ、ハイ!
/152ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加