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「あら?もしかしてアイリスさんじゃありませんか?」
買い物を終えて帰ろうとしてる所に誰かに呼び止められたので振り返ってみると巫女服を着た美女が駆け寄ってきた
「貴女は………」
「アイリスさんに助けてもらった姫島朱璃です」
姫島朱璃………確か堕天使バラキエル様の奥様でしたね。バラキエル様が色々と悩んでいましたので相談に乗った事もありましたね。それと色々と事情があって堕天使に娘共々殺されそうになってたこともありました
「お久しぶりです朱璃様」
「様なんて着けないで下さい、呼び捨てで構いません」
「いえ、これは職業柄のせいですね」
「じゃあ、さん付けで」
「分かりました朱璃さん」
どうも私は一度呼び方が決定すると変えることが出来ない、強く意識すれば多少は無理が出来ますが………
「あの日以来アイリスさんを見掛けなくなってから私も夫も心配していたんですよ?」
「ご心配お掛けしてすみません。あの後色々とあって海外の方に行っていまして」
「まあ、そうだったんですか」
「今は此処で暮らしています」
「なら、今度家に入らしてください、夫も娘も貴女を歓迎しますよ」
「時間が取れたらそちらの方に向かわせてもらいます」
それから幾つか適当な世間話をしてから朱璃さんと別れてから家に戻った。それと朱璃さんの胸部の膨らみはロシアでも中々見ない程の大きさでしたね、アリスが見たら発狂しそうですね
「あれはヂェースチェ様?」
帰り際にヂェースチェ様を見掛けて足を止める。ヂェースチェ様の隣を歩く少女の方に視線を向ける
服装からしてシスターだと思われるが随分とヂェースチェ様と仲が良いような?
流石に邪魔をするのも悪いので見なかったことにしてそのまま帰宅しました
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