転生しても静かに暮らしたい!

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ヂェースチェ様が堕天使3人組を連れてきてから3人の面倒を見ているとミッテルトは洗濯と掃除が得意でレイナーレとカラワーナは料理が得意だった。何でもここで暮らす前はよく自炊していたらしいのでその結果だそうです まあ、この3人を完璧メイドに育てるのが私の楽しみの1つになったのは言うまでもありません 今日は学校がお休みなのでヂェースチェ様は街の方へ遊びに行っていますしお昼は適当に作りましょうか 適当に作ると言ってもメイドとして手を抜く事はありません。完璧に調理してこそのメイドですので。仕上がった料理を3人に渡すと嬉しそうに食事を始めた 「私はこれから夕食の買い出しに向かいます、貴女達は好きにしなさい。但し外に出るのは禁止です」 コクコクと頷く三人を見てから出掛ける準備をしてから内を出た 「まあ、彼女達を信用していないわけではないですが念の為です」 ポケットからリングを取り出してアニマル匣に炎を注入して開匣する。飛び出してきたのは真っ白な鷹です。この子は私専用に作られたアニマル匣兵器の1つ、名前はキッドです 「彼女達の行動を監視してください」 私のお願いにキッドは頷くと庭に生えている木に止まりじっと家を見つめ始めた 「さて買い物に行きましょうか」 私が転生させられた時に何故か近くに落ちていたのが武器匣が1つ、アニマル匣が3つ、保存用匣、何故か開かない匣が1つとリングが2つ落ちていました リングに炎を灯してみると大空や大地と言った原作に無い色の炎が出てきました。解析した結果この炎の属性は雪の属性だと分かりました。いや、雪の属性なんて原作にも存在してません ですが何故か私には雪の属性の炎が出せるようになっていました。これもあの仮面を着けた男の仕業なんですかね?
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