12人が本棚に入れています
本棚に追加
ああ、面倒な事になりました。日本に居る間は面倒な事に巻き込まれないと思っていた自分を殴りたいです
状況を簡単に説明しますと例の部活の一興で兵藤様と様と一緒に部活動で知り合いの家に行くと住人は全員殺されていたました。殺した犯人はエクソシストの男でした、それと付き添いか分かりませんが前に見かけたシスターも一緒でした
そこから男がシスターに暴力を振るったことでヂェースチェ様が力を使ってしまい、更には運悪く紅いロングヘアーの女子生徒とその他3名にその力を見られてしまいました
そして空には堕天使の男と地上にはエクソシスト達が余裕の笑みを浮かべて居るのがウザいですね
私が駆け付けたのはヂェースチェ様達が外に出た時でした。付き添いにレイナーレを連れてきましたけど明らかにヂェースチェ様以外が警戒しています
「ヂェースチェ様ここは私が何とかします。ヂェースチェ様はレイナーレと共にお逃げ下さい」
「アイリスを置いていけるか!」
「私の事はどうかお気に為さらずに」
「っクソ!」
今にも泣き出しそうな彼の頬を優しく撫でながらレイナーレにヂェースチェ様を渡す
(本当にヂェースチェ様は泣き虫ですね………人形の私何かの為に涙を流すなんて)
「貴女方にも後でお聞きすることがありますので」
彼女達を睨み付けてから堕天使の男とエクソシストの男に視線を向ける
「今日の私は機嫌が悪いんです。ですから貴方達を殺します」
アニマル匣からキッドを出し、私の周りを飛んでいる。男達はキッドを見て小馬鹿にしたような笑みを浮かべて居るのが余計に腹が立ちます
「キッド!彼等を切り裂きなさい!」
私の声に答えるようにキッドは甲高い鳴き声をあげてから翼に炎を宿しエクソシスト達を切り裂いていく
そこからは只の殲滅戦だった。逃げるエクソシスト達をキッドが容赦無く真っ二つに切り裂いていくだけの光景が広がっていた。その代わり堕天使の男とエクソシストの男だけはその場から逃げてしまったが私にはどうでも良かった
その後ヂェースチェ様と合流するとシスターの女の子が他のエクソシスト達に連れ去られた事が分かりました。はぁ、本当に面倒です
それとヂェースチェ様は帰ってくるなり抱き付かないでさい。胸に顔を埋めるのもどうかと思いますが。………まあ、嫌では無いですけど
最初のコメントを投稿しよう!