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結果だけを言うのなら私とヂェースチェ様の力が悪魔陣営にバレました。それと何故か分かりませんが兵藤様の神器は赤龍帝の籠手(ブーステット・ギア)と言う事が判明しました
簡単に説明しますと、シスター拐われる→ヂェースチェ様の提案で悪魔陣営と協力→協会にてエクソシストの男が待ち伏せ→ヂェースチェ様が撃退→堕天使の男がシスターの神器を奪う→シスター死亡→激怒したヂェースチェ様と兵藤様により堕天使の男消滅→シスターを助ける為に悪魔の駒を使用→駆け付けた紅いロングヘアーの女に力の事を聞かれた←今此処です
「そうですね、力の事をお教えする前に貴女達のお名前を伺っても?」
「そうね。私が部長のリアス・グレモリーこっちが副部長の姫島朱乃、そしてこっちが可愛い部員の塔城小猫、木場祐斗、兵藤一誠よ」
やっぱりグレモリーだったんですね。それに姫島って事は………
て言うかリアス様以外何処かで会ったような?
「それで?貴女達は何者なの?」
「自己紹介が遅くなりました。私の名前はアイリス、ヂェースチェ様の身の回りのお世話をしている者です」
私の名前を聞くと3人は信じられない様な視線を私に向ける。挨拶は短めに済ませて出来る限りの情報を出さないようにする
「私達が何者なのかは答える事は出来ません。詳しく聞きたいのなら現魔王か総督か大天使にでもお聞きください」
リアス様が何かを言いたそうにしていましたがそれを無視してヂェースチェ様を抱えてその場から逃げる様に自宅に戻りました
「なぁ、アイリスは知っていたのか?悪魔や堕天使が存在するって事?」
「はい。アヂン様の頃から私はファミリーに支えていましたので、その位は」
アヂンとはロシア語で1を指す言葉です
(正確に言うのであればアヂン様よりももっと昔に存在していましたが)
「他の奴等も知ってたのか?」
「いえ、悪魔達の存在を知っているのは極々少数です」
「そうか………」
まあヂェースチェ様にも色々と思う所があるのでしょう。私が同じ立場ならきっと同じ気持ちになります
レイナーレ達にヂェースチェ様の事を頼み、私はヂェーヴチェ様に報告の電話をする事に
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