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色々と面倒事もありましたが、何とか元の日常に戻る事も出来ました。レイナーレ達の事もヂェースチェ様に全て話してから正式にこの家に住まわせる事になりました
ヂェースチェ様も特にお変わりなく学校に向かい勉学に励んでいます。それとリアス様から何故か手紙を貰いました、封を切手から中身を確認すると
「あ、サーゼクス様ですね」
手紙の送り主は現魔王のサーゼクス・ルシファー様からだった。内容を簡単にまとめると今回の一件に対して物凄く感謝していると書いてあった。それとグレイフィアさんと結婚して子供も産まれたそうです、お目出度いですね
ざっと手紙の内容を見てから封筒に仕舞おうとすると封筒の中からもう一枚手紙が出てきた
「え、もう一枚?」
出てきた手紙を同じようにざっと手紙の内容を見る
「な、何なんですか、この手紙は!?////」
もう一枚の手紙を読み終えた私はオーバーヒートを起こす程に恥ずかしい内容が書かれていました。簡単に言うのなら私を思っての恋文に近い求婚紛いの文が書かれていまして
「な、何でサーゼクス様は私にこの様な手紙を書いたのですか!?それに貴方は既婚者でしょ!」
確かに悪魔は一夫多妻せいですが!?私に求婚される程私は良い女ではありません!それに私は機械人形(マシンドール)ですから普通の恋愛も出来ませんよ!
手紙にはグレイフィアさんもOKを出しているそうですし………
「はあ、この手紙は見なかった事にしましょう」
机の一番奥に手紙を仕舞い込んで熱くなる頭を無理矢理冷ますしてから家事の手伝いをする事に
プルル!プルル!
「はい?」
『もうすぐ日本に到着するからボスに伝えて』
それだけ言い終えると電話を切られました
「はぁ、あの子は一体何をしているんですか………」
ああ、平和だった私の日常が終わります………
私だって静かに暮らしたいです
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